酒蔵スイーツ
酒蔵スイーツ
【粕漬け業者の想い】
シェ・ヤマモトのある川副町は「宝の海」と称される有明海に面しており、
この有明海でとれた海茸や貝柱などで粕漬けを作る業者が数多くあります。
その中の一社に、創業八十年に亘る「竹下商店」があります。
この竹下商店さんから、「もっと、いろんな人に粕漬けのおいしさを知ってもらいたい。」
そこで、形を変えスイーツにすることで、より身近に酒粕の存在を広めたいとの想いから
酒蔵スイーツを作るきっかけがスタートしました。
【全国屈指の日本酒党の佐賀県】
佐賀県は伏流水豊かな山々と広大な佐賀平野に恵まれています。
この恵みを生かし佐賀県内には多くの酒蔵があり、その中に、
山田錦にこだわった銘酒・東一を造る五町田酒造さんがあります。
この酒粕を使い竹下商店さんは粕漬けを作られています。
【銘酒の酒粕とパティシエの業】
みなさんは、酒粕と聞いたら板状になって少しポロポロしたものを想像されるかもしれません。
しかし、東一大吟醸の酒粕はペースト状の柔らかさで、お酒の旨味などが凝縮されて残っているのです。
この酒粕を使う際、パティシエは合わせる素材選びから始め、
酒粕のみを食し、味や風味を確かめイメージをふらませていきました。
そこで、思いついたのが、酒粕のねっとりした触感と風味を活かすことを考え、
クリームチーズやバターなどを素材に選びました。
試作は、試行錯誤の連続でイメージどおりには簡単には行きませんでした。
しかし、何度も作って試食を重ねていく中で徐々にイメージに近づいていったのです。
【蔵元からも称賛】
試行錯誤の末、完成したスイーツを蔵元の五町田酒造の瀬頭社長にも召し上がっていただきました。
そこで、返ってきたお言葉が、
「今までいろんな酒粕のお菓子を食べてきましたが、こんなにおいし物は初めてです。」と、
言っていただいた時はこのうえない喜びでした。
また、オーナーシェフの山本にとっては、銘酒・東一大吟醸の酒粕を使いスイーツにするのですから、
大きなプレッシャーから解放される瞬間でもありました。
【五町田酒造瀬頭社長に酒蔵スイーツの誕生秘話を話すオーナーシェフの山本】
【東一大吟醸のバターサンド】
佐賀が誇る銘酒・東一の中でも格調高い大吟醸の酒粕を贅沢に使ったスイーツです。
中のクリームには酒粕と最高級の発酵バターで作り上げたクリームを合わせ、
レーズンは酒粕に大吟醸も加えて漬けこみ数日間熟成させています。
きめ細かな酒粕の風味を活かすため保存料などを一切使用しておりませんので、
お早めにお召し上がりください。
また、冷やしていただくことでより一層おいしくお召し上がりいただけます。
加えて、冷凍してアイスサンドとしてもお楽しみください。
【東一大吟醸トリュフ】
こちらも、バターサンド同様に東一大吟醸の酒粕を使用したトリュフです。
口の中に入れるとスッと溶けチョコレートと酒粕の吟醸香が広がります。
季節限定ですのでお求めの際はお電話にてお問い合わせください。
※東一大吟醸バターサンドとトリュフはネット通販でもお求めできます。
お求めは共同開発をした竹下商店のページからどうぞ。
※酒蔵スイーツは下記サイトからもお届けできます。